参月の帆

絵を描いたりするオタクな人のブログ。

今、山奥にいます。

夏ですね。お盆ですね。
気温33度くらいまでならセーフ、みたいな気持ちになりかける今日この頃、暑さに参ってるわけではないと思いたいです。


さて、最近すっかりあちこちに首突っ込むほど精力的に物を制作していない…力尽きたのでは…?と少し不安がってたんですけれど、冷静に考えて秋ティアの制作物に追加して、音遊びの共同制作2件手元にあるから、新規に自分から首突っ込むには手が足りない、ということに気付きました。
自分のキャパシティを無意識に把握してる、とても偉い。もちろん依頼が飛び込んでくるには大歓迎です。

そんなわけで先日ふらっと友人から「再録同人誌の口絵に1枚背景画(前回の記事にあるようなやつ)描いて」と依頼が来たのでヤッターみたいな気持ちで描いて投げてきたところです。彼女の小説とても好きなので楽しみです。なぜなら行くイベントがかち合わないから一冊も持ってない。
人が精力的に原稿してると、いいな!本作りたいな!ってなるのでとても楽しいです。
まあ生来、制作物を作ったあとは興味が薄くなって、本として形に残してもあまり旨味が少ないタイプなのですけれども。それはそれ、これはこれ。


今プレイしているFGOの夏イベントが、同人イベントに向けての同人誌制作、というもので、あまりにも同人誌制作についてがリアルで、ヒエーと思うくらいに。けれどもやっぱりああいうふうに見てると作りたいなーという気持ちがそわそわ出てくるのも事実で。
とりあえず私は目先の原稿を、みたいな気持ちです。イラスト本を作ろう。

 


いろんなものを描けるようなると、いろんな機会に出会える気がして、というのは先の背景画みたいなやつも含めてそれとして。
元々キャラクターイラスト描くのがご存知見てのとおり得意でなく(得意なものがあるのか、というのはそのとおりで御座いまして)
少女漫画畑なので、漫画として動かす前提が残っていると、シルエットでわかるような、装飾やデザインひと目でそれとわかるような、そんなキャラクターを考える手癖がなかなか今でも育ってないんですよね。過剰装飾キャラで漫画は描きたくない。いや、漫画のキャラクターもシルエットでそれとわかるようなデザインしないとなんですけれども。

で、私の今の絵柄の構築が、Puzzle&Dragonsが元になってるんですよね。2次創作を散々やって、メカも人外も装飾過多なデザインも、ここで全て手に馴染んでしまって。いやメカは未だにちゃんとやってないけれども。
それがほんの5年前からの話で。
付け焼き刃のような今の絵柄手癖でも、これからの礎になるんだなあ、と思うと、新しく手に入れたものも大事だなあ、という話。

固定概念や、キャラデザはいろんなものを見て取り込んで、みたいなことにはっと気付けたのはそれより昔にあったのだけれど、最近また思い出してる次第です。
昔々、ポケ擬をメインジャンルにしてる友人がいて。あのジャンルってとにかく描いてる人皆してキャラデザがすごいじゃないですか…。
男性キャラって女性キャラよりデザインしにくくないですか、しにくいですよね。そういうものと思ってください。ほら、服のバリエーションも少ないじゃないですか、比較すると。
それで、その友人に「男キャラ何着せたらいいのかわかんない」と尋ねたんですよ。
友人は「じゃあフリル足せばいいじゃない」と言ったんですよね。その当時の私にはとにかくショックでした。その頃、ローゼンメイデンやってた時期で、フリルはゴシック、ロリータ、女の子らしさの象徴、みたいに思っていたものだから、男性にも足してもいいのか、みたいなことが目からウロコでした。
そうか、服は何させてもいいのか、と気付いた昔の出来事。
キャラデザに困ったとき、反芻している言葉。

あの子は今何してるかなあ。

 

 

まとまってないのでこれくらいで。

お盆はダラーっと、インプットメインに過ごそうかなあ、みたいな気持ちです。